2014年1月7日火曜日

ノック加圧式ボールペン『ダウンフォース』を更に快適な筆記具にする方法

オイラの筆記具としてほぼセンターポジションに居座り続けるのが、パイロットのダウンフォース。
 専用の替芯(リフィル)を使うのではなく、従来の汎用リフィルを使えるようにすることで運用コストを下げようとする、なかなかに有難い一本です。
ダウンフォースは、同社のFEED・Dr,グリップと言った多色・多機能ボールペン用リフィル「BKRF-6F」というリフィルを使用しています。
 リフィルが汎用ということは部材の供給量も多く、そのバリエーションも豊富となるのはどこの業界にかぎらず常な現象のようです。
 パイロットがブームに乗り、低粘度インクボールペン市場に送り込んできたのが、アクロボールシリーズ。この中の多色ボールペン「アクロボール3」のリフィル「BVRF-8F」はまさにそれで、部材は従来品のままにインクだけを詰め替えたタイプなので、無加工で互換品としてダウンフォースに使用することができます。
 低粘度インクが加圧されるとどうなるか。この手の形容にスラスラ、ヌルヌルなどという言葉を使いますが、これはもうツルツルというか滑るような書き心地、そのレベルに昇華します。
 これまでいろいろなボールペンを試してみて、書き味の滑らかさは
ビクーニャ>ジェットストリーム>アクロボール
としていたのですが、ダウンフォース+アクロインクは(超えられない壁)の上にいる、別格な存在です。
 もともと、加圧の安定した筆記性能と濃い発色ゆえに手放せないペンではありましたが、更に手放せなくなりました。

ただし、加圧の特性ともともと細いリフィルであるため、インクの消費はメチャクチャ早いです。
注:これはメーカー推奨外の利用方法です。故障や損害については自己責任となります。

2013年7月11日木曜日

最近のオイラの手帳

 手帳は永らくほぼ日手帳を使っていたのですが、どうしても解消できない点が一つありまして。
それは、書かない日と書く日の落差
 これは仕事の仕方によって落差自体が大きく変わるのですが、オイラの場合、スケジュールというより日報の性格が強く、混みいってきたりトラブル事案になってきたりすると、一日2ページどころか3ページとかの分量になる…かと思えば、全然書くことがなかったり…の落差が激しかったりします。
 そこでほぼ日カバーの“たるみ”を武器にA6サイズのノートをはさみ、分冊したノートに一件1ページで事案を記していき、手帳にはインデックス程度…に一時期落ち着きました。これはこれで良かったりする点は多いのですが、ページ移動量が多いのが玉に瑕。さらにはインデックスなので、まとめに慣れてくると短文略語化してやっぱり一日1ページも要らなくなってきたんですね。

 で、年明けぐらいからいくつか思いついたものを試して、落ち着いたのが
システム手帳、一週間レフトで右ページを増やせばいいじゃん 方式もうちょっといいネーミングないのかよ?と自己ツッコミしますが、読んで字の如し。能率手帳型とも言われる見開き一週間レフト式を使い、右ページのメモをシステム手帳の差し替えという強みで際限なく増やしていけばいいんですよね。安い横罫ノートで足りますし。

DSCF0536 各ノートのページには何月何日と事案の通し番号を書いた付箋をインデックスとして貼ります。
DSCF0534
 そして、左のスケジュール部には従来のスケジュールに追記したノートがある場合、付箋の番号を書き加えます。
 この週だと、7枚が追加されてます。(これはテスト期間中なので、どっちかというとノートを追加した項だけが載ってる感じ)
こうすると正直、手帳はけっこう膨らみます。オイラのシステム手帳カバーがミニ6穴では珍しい19ミリリングなので、まだ少しマシなのですが、このペースで行くと年末には限界に達しそうです。
 そこで、溜まったノートは数ヶ月手帳内に保管の後、押し出し分が発生したらCamiAppで取り込むことにしました。偶然にも、ミニ6穴リフィルってCamiAppのA6無線綴じノートの罫線の範囲とほぼ同じ高さなので、マーカーに干渉することなく取り込めるんですよ。

これでおおよそ今の自分に、よりしっくり来る環境が組めました。
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2013年7月9日火曜日

「デマだ」という前に、やるべきことがあるんじゃない?

「渋谷駅で銃乱射」デマはどのように広がったのか “まとめ”が生む危うい伝言ゲーム - ねとらぼ

このNAVERまとめは、鉄道事故関連ニュースbotやツイナビなど多数のフォロワーを抱えるアカウントや、ほかのまとめサイトに取り上げられたことで注目度が飛躍的に上昇し、騒動のハブとして機能した。しかし、結果的にはそれがデマの拡散に繋がったようだ。

 大元はここですな

【画像】渋谷駅で拳銃らしき物体を振り回して暴れた男が警官に捕まる事件発生! - NAVER まとめ

 このまとめ、けっこう早い段階で知りえてて、まだはてブ自体も一桁な状態だったんだけどオイラ的には食指が動かなかった。
 動かなかったというより「オイラの中の警報が鳴った」というべきですかね。

流れとしてはですね、虚構新聞で話題になった「橋下市長、市内の小中学生にツイッターを義務化」の構造と一緒ですよ。
 そこまでのレベルの事件になってるなら、もっとマスなメディアが速報打っててもおかしくないはずなのに、あの時点では電車が止まってる以上の情報は流れてなかったんで、訝しんだんですよ。
 これで流血騒ぎにでもなっててそういう絵が貼られてたなら、オイラも拡散に勤しんでいたかもしれない。「【画像あり】渋谷駅で爆発火災・現地写真まとめ - NAVER まとめ」みたいなインパクトのある絵が飛び込んできたならね。
そういうのも無し、別メディアに依る補強も無し
 
 その状況でこういうのを信用する、拡散するのはやっぱ良くないですよ。

 橋下Twitterの件では、「騙された!」と怒り狂い自分のリテラシー棚に上げ、虚構と踊らなかった派閥に噛み付くという、さらなる愚行をかましたバカどもがあふれたわけですが、あの時からな~んにも進歩してないなぁ・・・
としか言い様がないですな。

2013年6月29日土曜日

え?今度のプリキュア、新キャラなの?!

ドキドキ!プリキュア:新キャラ「キュアエース」の声優は釘宮理恵 - MANTANWEB(まんたんウェブ)
人気アニメ「ドキドキ!プリキュア」(ABC・テレビ朝日系)に登場する5人目のプリキュア「キュアエース」役を、人気声優の釘宮理恵さんが担当することが29日、明らかになった。
 これは想定外!!新プリキュアってこれまで、すでに登場してる人物が昇格するってパターンだったから、増えるならそのパターンだと思っていたからこそ「レジーナ昇格でイースたん枠か?」 という流れがほぼ確定化していたというのに!
   だからこそ、プリキュア追加の話が上がってきた時、「新プリキュア、いったいだれなんだー(棒)」と余裕ぶっこいた発言が実況界隈でもできていたというのに!!
卑怯です!想定外です!ルール違反です!!鼻糞ほじってキュアカテ公の誕生待ってたオイラ達、完全に騙されたバカどもじゃないですかー!
 しかも、釘宮理恵ですよ!くぎゅ!日曜の朝っぱらからくぎゅううううう!ですよ!!
萌え殺す気まんまんですよ!!
釘宮さんが声を務めるキュアエースは、深紅の髪と衣装を身にまとい、強力な力を持つ設定だが、他のプリキュアたちに「強くなりなさい」などと厳しい言葉を投げるという。

 しかも、けっこうSキャラっすよ!ムーンライトさん路線っすよ!!そして、そういう立ち位置ってことは盛大にデレる可能性大ですよ!!ソードがあっさりとデレたんで、これはツンキャラとして頑張ってもらわないと!

むう・・・。こんな核爆弾を今年は隠し持っていたとは。スタッフ、あなどれん。

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2013年6月27日木曜日

ポルノマンガは、一般マンガの下支えとして欠かせない

 廃案確定かと思いきや、こう来ましたか・・・

児童ポルノ禁止法改正案は廃案ではなく継続審議へ【争点:クール・ジャパン】

 しつこいなぁ。他いくつかが問責決議可決で廃案になったので、同じ憂き目に合うものだとばかり思ったら・・・。

 だいたいにおいて、漫画にかぎらずクリエイティブな業界とポルノっていうのは切っても切り離せない「ある種の宿命を帯びてる」っていう事実から目を背けちゃいけない、と思うんですよ。
 世の中、メディアがブームになってくると人材の需要と志望者が増えてくる。表の方法としては各種オーディション・コンペティションによる人材発掘とか、実力者に弟子入りする、なんて方法はあります。そういう所から、ごくまれに生まれ持った資質を持つ天才が現れることがあるものの、とてもじゃないけどその存在だけ、それを待っていて、では業界は回らない。人材育成のためにありとあらゆる手段が講じられる中の一手法、それがポルノなわけです。
 文豪たちの時代にカストリ雑誌があったように、映画全盛期に日活ロマンポルノがあったように、TV黄金期にAVがあったように。
 才能はあるけど実力にはまだ足りない、そんなレベルの人材が多勢を占めているわけで、そういう人が実力をつけるまでの宿り木、その一つがポルノ業界なんです。
 個人名を挙げはしませんが前述のメディア隆盛において、ポルノ関連に一時は身をおいて食いつなぎのちに大成した、という人はゴマンといます。

 そして、現在の日本の漫画・アニメの業界もポルノが一翼を支えています。
 ここ10年アニメ化されるような原作漫画やその掲載誌に寄稿してる漫画家、ライトノベルとそのイラスト担当に、ポルノに関わらずに今がある人、っていうのがどれだけいるのやら・・・。(ちなみにこれは、同人業界についても全く同じ事が言えます)
 「ポルノいくない!」はある程度、道理としては成り立つもの、であることは否定しません、出来ません。ただ、そればかりに傾注して本質を見誤ると、根幹を切り落としてしまう愚を犯しかねない。
 この問題は「漫画を児童ポルノの名目で規制する正当性」と「表現の自由」を争うことばかりに目が行ってしまってますが、後進の育成の場を奪い、ひいてはマンガやアニメ自体が今の規模を維持できなくする法案である、という点も声を大にしなければならない、とオイラは訴えたいのです。
 人に疎まれる部分というのがあるのは、気持ちのいいもんじゃないかもしれません。ただやっぱり清濁あって面白いのがクリエイティブであり、その本領を発揮するには、だからどうした!と度量の大きさを維持してこそ…な社会であり続けることも必要な要素である、とオイラは考えています。

 廃案になっても数年はまたウヤムヤになるだけで、また復活してくるであろう事態に変わりはないので、一度廃案になったものは余程のことがない限り再上程できない仕組みづくり、のほうが先決な気もするけどね。

2013年6月22日土曜日

平沢勝栄がやらかした件について

【金曜討論】「児童ポルノ禁止法改正案」 「漫画切り離して」山田太郎氏、「単純所持規制も」平沢勝栄氏+(1/4ページ) - MSN産経ニュース

そろそろ廃案確定らしいので、一応胸をなでおろして良いと思うのだが、
3ページ目以降、平沢勝栄氏のインタビューパートで規制派が語るに落ちていることが如実に現れている。

捜査機関に新たな権限が加わるわけだが、警察出身者として言えば、これだけ関心が集まる中で無茶な捜査などできるわけがない。警察も国民の支持を気にしており、運用は自制的になされるだろう。

 まずはコレ。初っ端にして最大の地雷を踏みに行っている。現在進行形で「遠隔操作ウィルス事件」という事例があり、4人も誤認逮捕し、自供させられた人もいるし、起訴まで持ち込まれた人もいる。そして、たぶん真犯人であろう人物も報道されてる範囲で言わせてもらうならば、決定的証拠を欠いたまま拘留を長引かせているだけにすぎない。
 ここ何年ってレベルじゃ足りない警察の大失態だ。しかも、再発防止策は策定されていない。というか既知の技術で警察単独で再発防止は防げない。
 その点を加味して言わせてもらうなら勝栄のセリフが、どれだけ恥を上塗りするつもりなのか?と問いたくなる。

漫画やアニメに影響されて青少年らが性犯罪に走る例も、警察の資料によれば実際にある。可能性が否定できない以上、規制の話が出るのは当然だ。

 そしてこの部分、二つの問題発言をしている。
「青少年らが性犯罪に走る例も、警察の資料によれば実際にある」すなわち、裁判の過程で証拠にはなってないし、判例としても認められてない、仮定の話であることをレトリックで誤魔化している。
「可能性が否定できない」さらに追い打ちをかけてコレだ。「規制しろ」と“言うだけなら”自由だ。そこは保証される。しかし、確定していない事象に対して法として議案にかけることは、大問題だ。
「漫画やアニメに影響されて青少年らが性犯罪に走る例」は現状、国の見解としては“存在しない”ことが保証されていると認めているにもかかわらず、法にしようというのならば、それは私欲で動いていると、断罪しなければならない。

 実際のところ…で言えば、コレってこの話が出てきてから何一つ変わってない、というのが現状だ。奴らは今の今まで一つも自説を補強していない。
同じ事を出しては潰されまた出して…を繰り返している。
 この件の最大の問題点は、廃案になった案は二度と出せないようになっておらずゾンビのごとく何度でも提出は出来てしまう、現行制度にあるのかもしれない。

2013年6月16日日曜日

UFO関連サイトに取り上げられた、謎の飛行機

Video - Is This a Top-Secret Military Craft?
元ネタは、このサイトより

まずは、下記動画を見ていただきたい。

 動画の説明によると、ネバダ州グルームレイク周辺で音速突破の衝撃波が時折観測され、時期を合わせるかのようにこのような飛行機の動画が撮影されたという。
非常に不可思議な、前からカナード翼・主翼が2枚・さらにT字型尾翼という、都合4組の水平翼を持つ飛行機が飛んでいる動画だ。
 カナード・主翼・尾翼というスリーサーフェスの機体は、ロシアのベルクートなどに見られるよう実在するが、フォーサーフェスというのはさすがに聞いたことがない。

 類推される事例がないわけではない。新型機のレーダー開発過程において、実際に飛ばして照射テストを行う際に、旅客機をベース機体としその機首にレーダーを増設することがある。その場合、機体のバランスが狂うためカナード翼を追加してバランスを回復させる事をする。

 ただしそれは回復可能な小工事であって、この機体の場合、前後2枚の主翼のバランスを保たせるために胴体を延長したか、主翼をオフセットして付け直すという大工事をしていることになる。

 そこまでして、ナニの実験をしてるのか…機体の異様さ故にとても気になる。

 あ、グルームレイクには俗に「エリア51」と呼ばれる民間人立ち入り禁止区域があり、その昔「ロズウェル事件」の名で知られるUFO墜落事故の残骸が運び込まれ、独自でUFOの研究をしていたとか、F-117がF-19と呼ばれ秘密のベールに包まれていた頃、ステルス機の研究をしていた…などの噂が囁かれ、「矢追純一世代」にはひとしおの思い入れのある場所でもある。

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